知っておきたい知識


界面活性剤とは、水と油を混ざりやすくする性質をもつ物質で、この世にある洗浄を目的とした製品には必ず使用されているものです。
界面活性剤は非常に浸透しやすい分子構造をしており、これを配合している製品を使うと、まず必ずといって良いほど皮膚から体内に浸透します。

 ただ、浸透しても生分解性があれば、体内の酸素や分泌ホルモンによって分解されるので例えばアミノ酸や脂肪酸として生命活動のために有効に使用されます。

分解されない合成界面活性剤がしとうすると

しかし、分解されない合成界面活性剤が浸透すると、体内のどこかに溜まり(おもに脂肪分の多い場所に蓄積されるようです)、その周囲の正常な細胞に悪影響を及ぼし細胞の免疫が低下し、何らかの病気を引き起こす結果に繋がる恐れがあるのです。

さらに、DNA(遺伝子)にまで入り込み、遺伝子情報を書き換えることで子孫への影響を与える危険性が非常に高いという恐るべきリスクを要しています。


経皮毒とは

「経皮毒」とは、上記で説明したように、皮膚から吸収したものによって人体に害が発生することを意味します。
具体的に言えば、生分解性に欠ける成分が皮膚から人体に吸収されると、 分解されることがないため体内のどこかに溜まり、周囲の細胞に悪影響を及ぼし、 結果的に人によって発生する症状は異なりますが、アレルギーや病気などを引き起こす恐れがありますが、 これが経皮毒と言われています。

「出産時、羊水からシャンプーの香りがする」という話を耳にした事がある方もいるかと思いますが、このように知らず知らずのうち体内に蓄積された影響を受けているのです。
最近の子供たちでアレルギーを持っている子が多いのは免疫力の低下が原因で、お腹の中にいる赤ちゃんの頃からこうして影響を受けているせいでもあるのです。
妊婦さんや若い女性ははとくに気をつけるべきことだといえます。
また、世間一般的に、界面活性剤と聞くと嫌なイメージを持たれている方の割合が多いですが、界面活性剤の種類によるもので、嫌なイメージをつくってしまった原因となっているものが、分解性の無い「石油系界面活性剤」(「合成界面活性剤」)です。
「界面活性剤=悪いもの」ではありません。
分解性のある界面活性剤を使用している製品を選ぶようにしましょう。

シャンプーは役割上、合成界面活性剤を多く配合する製品です。
また、頭皮部分は人体の中でも毛穴が多い場所であり、皮膚の中で特に毛細血管が多く集まっている場所です。
そのため、基礎化粧品の中で最も合成界面活性剤の影響を受けやすい製品といえます。

シャンプーの種類

シャンプーの種類

自分が使うものは正しい知識を得て納得のいくモノを選びたいですね。
そのためにはシャンプーについて簡単な基礎知識を身につける必要があります。
ヘアケアに時間を費やしても使っているシャンプーが髪や頭皮に優しくなければ効果は半減します。
いや、逆に頭皮や髪にダメージを与えると言っても過言ではないかもしれません。
そのために少しだけシャンプーについて勉強していきましょう。
シャンプーを選ぶ基準として参考にしてくださいね。

高級アルコール系
シャンプー
現在もっとも多く販売されているタイプのシャンプーです。 市場に出回っているシャンプーのほとんどは高級アルコール系シャンプーであり、最も一般的と言えます。動植物油脂などから作られた界面活性剤が入っていて、泡立ちが良く洗浄力が強いのが特徴で、安価で大量生産が出来るため値段も安くメーカー・消費者とも最も『使いやすい』シャンプーといえます。原料費が安くて加工がしやすいため、メーカーは大量に生産していますが、頭皮にとってやさしいものとは言い難いシャンプーです。また、洗浄力が強いため必要な皮脂まで取ってしまうことがあり、人によっては頭皮がカサカサになってフケが増えたり、皮脂の過剰分泌の原因になることがあります。
石けん系シャンプー 石けん系シャンプーは、その名の通り『石けん』が主成分のシャンプーです。洗浄力が強く人体に害のある成分を含まないので安全ですが、刺激が高めなので肌の弱い人には向きません。石けん自体が強いアルカリ性のため、キューティクルが毛羽立ち洗い上がりは髪がゴワゴワします。またよく洗い流す必要があります。石けんシャンプーによってアルカリ性になってしまった髪と頭皮を弱酸性に戻すために、酸性リンス(クエン酸リンスなど)を使う必要があります。値段は安く、スーパーや薬局でも普通に販売されています。洗浄力が高いため脂性肌っぽい頭皮の方には使えますが髪には負担があります。 また、水道水に含まれるカルシウム・マグネシウムといったミネラルと結合すると石けんカス(金属石けん)が作られ、髪の毛のゴワつきを生みます。
アミノ酸系シャンプー このタイプのシャンプーは、アミノ酸から作られる洗浄成分を使用しているため他の種類のシャンプーよりも肌への刺激が低いという特徴があります。そのため髪や頭皮に優しく、主成分であるアミノ酸が髪を保護してくれるというメリットもあります。やさしい洗浄力で毎日ケアされる方に適したシャンプーといえます。弱酸性で刺激が少ないシャンプーで、アレルギー体質の方やトラブル頭皮の方にも向いている洗浄成分です。皮脂を取り過ぎず、高い安全性を誇ります。また選択洗浄性という洗浄機能を持っているので安全です。選択洗浄性とは、お肌のバリア成分などを残したまま、フケや汚れを洗い流す機能のことです。
オーセルの製品は全てアミノ酸系シャンプー

シャンプー・コンディショナーの役割

シャンプー・コンディショナーの役割

私たちオーセルは、「シャンプーは汚れを落とすことが役割」という以外にも、 以下のことを大切に考えました。

  • 頭皮の皮脂や老廃物の汚れを落とすことは当然のことながら、スキンケア発想の視点で頭皮のケアのことまで考える。
  • お肌が喜ぶ潤い分は残したまま、肌細胞や毛母細胞を活性化させる。
  • 美しい髪が育つ土壌を育て、様々な髪質やダメージを受けた髪の洗い上がりまで考え、負担をかけずにキューティクルを守る。
  • 髪のダメージにも働きかけ修復機能を持たせ、滑らかな洗い上がりと、しなやかで美しい髪に仕上がる。
シャンプー・コンディショナーの役割

さらに、健康面・環境問題のことまで考えると自然派の無添加成分で設計することも大切になってきます。
食器や工業製品のすべての汚れを取るだけの洗剤とは違いたくさんの要素がシャンプーをつくるうえでは大切になってきます。
これらのことにこだわりを持ちシャンプーの在り方を見直しました。


シャンプー・コンディショナーの役割

本来、コンディショナーとはシャンプー後に不足した油分を補い髪の状態を整えるのが目的です。
そのため髪内部にも修復機能を持った栄養成分がしっかりと浸透してダメージ修復も果たします。もちろんキューティクルを保護して整える機能も持ち髪のツヤ感や手触り感を向上させ髪を美しく甦らせます。
また、ここでもスキンケア発想の考え方は息衝いており地肌にも必要な栄養成分をふんだんに配合しています。
お肌を活性させるために血行促進する成分や代謝促進・保湿成分などさまざまな美容成分を加え地肌と髪をケアします。髪のキューティクル保護と内部のダメージ修復。さらに地肌のスキンケアと細胞活性までを考えた新しい視点のコンディショナーです。



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